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今そこにある(はずの)「Opera Mobile for Android」

昨日のFirefoxネタで、Webブラウザのニュースは打ち止め…と思っていたら、もうひとつ重要な情報を見つけたので、引き続き紹介するぜ!

スペインで開催中のMWC2010で、ノルウェーのOpera社が Android 版の「Opera Mobile 10 beta」を展示しており、実際にNexus One上で動作している様子を、米TechCrunchのモバイル部門が動画で伝えている(英語)。


※英語インタビューは飛ばして実機の動作だけ見たい人は、0:36~と1:40~あたりから

さて、ここで既にAndroid Marketでダウンロードできる「Opera Mini」と、今回展示された 「Opera Mobile」の違いについて説明しよう! Opera Miniは、Java ME上で動作する超軽量クライアントで、Webページのレンダリング処理をOpera社が用意するサーバサイドで行い、結果の表示に必要なデータのみを圧縮して端末側に送っている。クライアント側にはブラウザエンジンに相当する部分が搭載されていないのだという。Opera社がうたう「最大90%の高速化」はこのような仕組みで実現されている。

一方、Opera Mobileは端末上で動くアプリ内にブラウザエンジンを搭載する、ある意味一般的な仕様のブラウザといえる。ただし、Opera Mobileにも「Opera Turbo」と呼ばれる高速化機能が搭載されており、これをオンにすると専用サーバ経由で画像の再圧縮やデータの最適化が行われる。「通信量を圧縮」するのがMobile、「処理量も圧縮」するのがMini、と考えればよいだろう。

処理能力の低い端末を前提に開発されているせいか、「高速ではあるが操作感に不自然さが目立つOpera Mini」とは異なり、Opera Mobileは快適かつパワフルに使えるWebブラウザになるはずだ。

ただし! 冒頭のMobileCrunchの記事中に以下の記載があるように、

> Note: again, this isn’t a consumer product, but an OEM offering. Opera Software says it works closely with many manufacturers around the world and hopes to get Android handsets with Opera Mobile pre-installed into the hands of consumers by the end of this year.


Opera Mobileは一般コンシューマ向け製品ではなく、OEMメーカー向けへの提供となる
Opera社は同製品をプリインストールした端末を今年中に提供できるよう端末メーカー各社へ働きかけていく方針とのことだ。少し残念な気もするが、今後Android端末選びの比重が搭載ソフトに移っていくのは、ごくごく自然な流れと言えるだろう。

大丈夫! これだけの搭載実績を持つOperaなら、きっと主要な端末は押さえてくれるに違いないぜ! なぜかこのリストには載っていないが、DSだってWiiだってOperaだしな! Android版を出す時は、ぜひマルチタッチ対応でお願いします! ぜ!




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